こんにちは、Anya(@anya0423)です。

非日常を楽しむ旅行。我が家も大好きです。(だいたい急遽決めることが多いのですが。)

国内でも、海外でも、私の旅行の楽しみの1つにバスアメニティがあります。使いきれなかったアメニティは自分用のお土産として持ち帰って自宅で使ったり、ヨットにも持って行って使ったりと、旅行が終わってもその余韻を感じられるのでついつい集めてしまいがちです 笑。

しかしながら、最近ちょっと心配なニュースを目にしたので、今回はその件について調べてみました。

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ニュース:米マリオット シャンプーなどのミニボトル廃止

2019年8月30日付のLivedoor NEWSによると、

ニューヨーク(CNN Business)ホテルチェーンの世界最大手マリオットが、系列ホテルの客室で提供しているミニボトル入りのシャンプーなどのセットを廃止すると発表した。

同社の発表によると、プラスチックごみを減らすため、シャンプーとコンディショナーおよびバスジェルは、大容量ボトルでの提供に切り替える。切り替えは北米の一部のホテルで昨年から試験的に実施しており、この措置を拡大する。

対象となる客室はおよそ50万室。2020年12月までに、世界で展開する7000ホテルの大部分で実施する。マリオットはコートヤード、リッツカールトン、Wホテル、シェラトンなどの系列ホテルを展開している。

現在使っているミニボトルはリサイクルされないのが普通だといい、切り替えが完了すれば、プラスチックごみを年間30%(約900トン)削減できると試算する。

ポンプ式ボトルの容量は最大で使い捨てボトルの12倍。新しいボトルにはリサイクル可能素材を利用する。

マリオットの競合各社も競って環境に配慮した対応を打ち出している。

ホリデーインを展開するIHGは先月、シャンプーなどのミニボトルを2021年から大容量ボトルに切り替えると発表。ヒルトン・ホテルズは使用済み石けんのリサイクルを発表していた。

とありました。

スターバックスがプラスチック製ストローの使用の廃止を発表したり、ユニクロがプラスチック製のショッピングバッグを廃止を発表したり、プラスチックごみ削減に向けた大企業の取り組みへの関心は世界的に見ても大きくなる一方ですね。
それに加え、つい最近も、アマゾンの大火災のニュースが連日報道されており、地球全体規模で考える自然環境保護とい概念が、より身近に感じられるこの頃です。

マリオットのタイムシェアサービスにおける影響への私見

上記の記事では、対象となるのは“世界で展開する7,000のホテルの大部分で50万室”とあるので、マリオット・バケーション・ワールドワイドの持つタイムシェアプログラムのリゾートは現状含まれてはいないようです。

ですが、世の中の流れから見ても、近い将来何かしらの形で、タイムシェアリゾートのアメニティに関しても対応がされるのではないかと思います。
ホテルと同様に、大きな詰め替え式のポンプボトルでの提供になる可能性もありますし、代替的なエコ素材を使ったパッケージでの提供になるかもしれません。瓶だと割れ物なので移動時の扱いに困りますが、紙や自然繊維を使ったパッケージでもリゾート感は演出できるのではないかな~と個人的には思うのですが、どうなるか今後の展開に期待ですね。

ホテルでのミニボトルアメニティがなくなるのはさみしさもありますが、たいていは、ホテルやリゾート内のショップで、ギフト用パッケージの同じ商品が販売されていることが多いので、お土産として持ち帰りたい場合はそちらを利用するようにしましょう♪

マリオット・インターナショナルの公式サイトでの発表

ニュースの大元となった、マリオット・インターナショナルの公式HPではどのような発表がされているのかも気になったので見てみました。
そこで分かったことは下記のとおりです。

すでに北米の約1,000の施設でミニボトルから大きなボトルへの変更が展開されている

2018年1月以降、約450のセレクトサービスホテルにおいて、使い捨てミニボトルから詰め替え式の大きなボトルでの提供に交換し始めたそうです。

ここでいう、“セレクトサービスホテル”とは、マリオットにおけるホテルのランクカテゴリーを指します。
上から、ラグジュアリー・プレミアム・セレクト・ロングステイとなり、セレクトカテゴリーに含まれるホテルは下記の通りです。

セレクトに含まれるホテル

コートヤード・バイ・マリオット
スプリングヒル・スイート
レジデンス・イン
フェアフィールド・バイ・マリオット
タウンプレイス・スイート
アロフトホテルズ
エレメント・バイ・ウェスティン
フォーポインツ
モクシーホテルズ
ACホテル(マリオット・バイ・マリオット)

交換が住んでいるホテルを利用したゲストからの肯定的なフィードバックの報告

上記で紹介したセレクトカテゴリーのホテルのほとんどでミニボトル廃止が済んでいるようで、変更後のホテルを利用したゲストからの声も肯定的なものが多いみたいです。大きなボトルでの提供の場合は、好きなだけ量を出して使えますから、追加の補充をリクエストする煩わしさはないのかもしれませんね。

プラスチック製ミニボトル廃止発表の前に、ストローとマドラーの廃止も発表していた

今回の発表に先立って、2018年の7月に、プラスチック製ストローとマドラーの廃止も発表されていました。
沖縄のマリオット・リゾート&スパのリリースを見ると、スターバックスと同様にストローはペーパー製を採用しているようでした。
昨年の発表から先月7月までの1年間で設定していた目標を達成しているという記載もありましたので、第一弾の成果が出たところで第二弾として今回の発表だったようです。

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まとめ

今回は、マリオットのホテルサービスに関するニュースと、タイムシェアサービスへの影響についての私なりの意見をシェアさせて頂きました。
今後も自然環境保護に向けたアプローチは続いていくでしょうし、それがホテルや飲食サービスなどに限らず、どの業界においても当たり前になっていくのだと思います。(逆にそうならないと困りますよね。)
今後も随時情報の更新があればチェックしていきたいと思います!