こんにちは、Anya(@anya0423)です。

楽しいハワイ旅行。もし、旅行中に体調を崩したらどうしますか?
なるべくならそんな事態になりたくはないですが、今回、私はハワイで初めて病院に行くという体験をすることになってしまいました。
結果、クリニックを受診したことで、症状も良くなり、後半は元気に過ごすことができました◎

日本に帰国してからしばらくして、また体調を崩すことになるとは思ってもみませんでしたが・・・。
ホント、健康って大切ですね。しみじみ実感しています。

今回は、体調を崩したときに私がとった対応の流れをご紹介したいと思います。

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私、Anyaの場合:喉に痰がからんで咳がとまらなくなる。

今回のハワイ旅行は12月3日出発~16日帰国という日程でした。日本も乾燥が日に日に強くなり、寒さも増してくる季節。日本からはマスクとのど飴、常備薬として、3日分くらいの風邪薬も持参していきました。

ハワイ滞在2日目くらいから、喉の奥に痰がからんでいるような異物感を感じるようになりました。また、咳が頻繁に出てとまらない状態が続きます。夜になると特にひどく、なかなか寝付けないような状態になってしまいました。熱っぽさ、悪寒などの症状はなく、喉だけ症状が出ている状態です。
持ってきた市販薬を飲んでも症状は変わらず。飲み切ってしまいました。
したくなくてもガマンできない咳が出続けるので、だんだん咳のしすぎで肺のあたりやおなかのみぞおちのあたりが筋肉痛のように痛くなってしまいました。喉が切れたのか唾液に微量の血が混じることもあり、さすがに何か対策をしないとと思いました。

対応その1:市販薬を買って飲んでみる。

2~3日経っても症状が変わらなかったので、市販薬を買うことにしました。
ネットで「アメリカ 薬 咳止め 痰」などのキーワード検索でどの薬を買うべきかを調べて、ABCストアで購入しました。

その際、役に立ったのがGoogleの翻訳アプリでした。

薬のパッケージに書かれている効能や、注意事項なども、アプリの“カメラ入力”を選び、上からかざすと、翻訳文が表示されます。このアプリを使ったおかげで、間違った薬を買ってしまったり、誤った服用をすることが防ぐことができました◎

対応その2:クリニックに行って診てもらう。

しかーし!せっかく買った咳止めもそこまで効果が感じられず、結局1週間経っても症状が変わらないままだったので、クリニックで診てもらうことにしました。
またしても、ネットで「ハワイ クリニック 日本人」というキーワードで検索し、1番上にヒットしたAll Aboutのページをチェックしました。

先に電話をしたのは、日本人女性医師と日本語スタッフが常勤しているという「月川クリニック」(Tsukikawa Clinic)でした。
すぐに日本語が話せるスタッフの方(日本人ではありませんでした)が出て、当日受診したい旨を伝えたところ、既に予約で満枠だという説明があり、ワイキキにある別のクリニックを紹介されました。

それが、私が受診した「ワイキキ緊急医療クリニック」(Urgent Care Clinic of Waikiki)でした。
こちらも電話口ですぐに日本人スタッフの方が出てきてくれたので、事情を伝えたところ、当日診て頂けることになりました。


(※MAP画像は公式HPよりお借りしました。)
住所: 2155 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
TEL: (808)924-3399
営業時間: 月曜日~金曜日 8:30~18:30 、土曜日・日曜日&祝祭日 8:30~17:00

ワイキキのメインストリート、カラカウア通りの88TEESの相向かいにあるバンクオブハワイビルの308号室にクリニックはあります。1Fにゴリラカフェの入った高層ビルです。ビル内地下に専用のパーキングもあります。
3Fに降りるとTHE・オフィスビルとした感じの通路が続いており、突き当りにクリニックはありました。

中に入ると、日本人の女性スタッフが2名受付にいました。

名前を伝え、受付表を記載します。この際、特にパスポートの提示などは求められませんでした。

その後、診察室に案内され、受付にいた女性スタッフの方から症状のヒアリング、血圧測定、体温計測を受けました。
その後、男性の医師(堀先生という方でした)から、聴診器での診察を受け、肺炎ではなさそうだということ、抗生物質はこのクリニックですぐ出せること、夜だけ飲む用の咳止めのシロップの処方箋を出すので薬局でもらうように言われて終わりました。
受付の女性も先生も日本人の方だったので、終始日本語でやりとりすることができたのはとても安心でした。

最後は受付で会計をし、パーキングチケットの割引チケットをもらいました。ここまでで1時間弱くらいだったと思います。
保険適用なしの価格で、受信料、抗生物質代込で$165でした。

ドラッグストアの「ロングスドラッグス」内に薬局ブースがあるので、処方箋はそこに出しました。


(渡された処方箋。手書きのメモサイズでした。)

そして、ここではパスポートの提示が求められました。
ちなみに、私はパスポートが要ると思わず、1度取りに戻ることになりましたので皆さんご注意を 笑!

薬局でも、当初処方された薬がアメリカ在住の人でないと出せないものだったらしく、スタッフの方にこの薬は出せないと言われてしまいすったもんだがありました。
最終的に、その方にクリニックに電話してもらい、別の薬の処方を指示してもらって事なきをえました。やれやれ。

対応その3:クリニックで処方された薬を飲む。

夜用に処方された飲み薬のシロップは「プロメタジン」というものでした。
プロメタジンは、鎮静作用、嘔吐抑制作用などがあり、アレルギー性疾患に用いられることが多いようです。
また、非常に強い眠気を誘発するので、服用は寝る前のみにとどめて、服用中は車の運転やお酒は控えるよう言われました。

中に入っていたのは、いかにも薬品的なグリーンのシロップ。かな~り激甘なお味でした。(子供のころに風邪を引くと飲まされたシロップそっくり。)

スプーン1~2杯を寝る前に飲むというものだったのですが、これが効果てきめん!咳がスッととまって、6時間そのままグッスリ眠ることができました◎

抗生物質も効いて、日中も夜も咳が変に出るようなことはなくなり、その後は快適に旅行を楽しむことができました。
やっぱり、市販薬よりも病院処方の薬の方が効果がありますね。

対応その4:クレジットカードに付帯している海外保険の適用申請をする。

今回の治療に関しては、夫が保有しているアメリカンエキスプレスのゴールドカードに付帯している海外保険を適用してもらいました。

まず、クリニックに電話で通院する旨を伝えた後、カード会社のデスクに電話をし、海外保険についての問い合わせをしました。
今回、夫のカードに付帯している保険だったので、家族何親等まで補償されるか、何が必要かを聞きました。

補償内容に関しては、カード会社の保険内容によって異なる場合がありますので参考までに。

私たちの場合は、医療費・薬代・診察に行く際の交通費が補償対象でした。
また、海外で発病した場合、日本に戻ってきても、完治するまでの間が補償期間なので、症状が治らずに日本でも通院や薬をもらったりした場合、それも補償に含めれるそうです。

クリニックでは、診断書と医療費支払いのレシートをもらいました。
薬局でも薬代のレシートをもらいました。

帰国後、カード会社から保険請求に必要な書類が郵送されていましたので、上記の書類の他、ホテルからクリニックまでの距離を出したMAPの印刷したもの、ホテルのチェックアウトの書類、エアーEチケットのコピーなどを添付して返送する作業がありました。

その後、保険会社から申請内容の確認の電話がありました。

上記の流れを経て、治療にかかった費用は全額戻ってきました。
保険の有難みを感じましたね。夫にも心配をかけてしまって申し訳なかったです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?私のような症状以外にも、思わぬケガや病気になってしまう可能性は誰にでもあります。
せっかくの楽しい旅行が台無しにならないよう、なってしまった時のリサーチや対処は早めにかつ的確にすることが大切ですね☆