こんにちは、Anya(@Anya0423)です。

ハワイに何度か行かれたことのある人でしたら、“タイムシェア”というワードを耳にしたことがあるのではないでしょうか?

かくいう私は、付き合って結婚した相手が元々マリオットのタイムシェアオーナーだったので、タイムシェアがなんたるかをよく知らないまま、いきなりオーナーの仲間入り(?)をしてしまったわけですが・・・。

毎年海外リゾートへの旅行を楽しんでいる方であれば、タイムシェアは一つの選択肢としてアリだと思います。

今回は、実際にマリオットのタイムシェアを利用している我が家の視点からタイムシェアというものについてご紹介します。

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タイムシェアとは何か?

タイムシェアの基本的なシステムは、ハワイやラスベガス、バリなど、主にリゾート地において、コンドミニアムスタイルや、ホテルタイプの1室を52週で分けて、1週間単位で利用できる、バケーションシップオーナープログラムを指します。

夫は、マリオットの説明会に参加し、「マリオット・コオリナ・ビーチクラブ」のリゾートとしての美しさや、マリオットのオーナーシップの考え方などに惹かれ、購入したそうです。

私(Anya)は、2012年から年1ペースのハワイ旅行でマリオットでのステイを楽しむようになりました。

この記事では、マリオットのタイムシェアを実際に使ってみてわかった特徴などをシェアしたいと思います。

マリオットのタイムシェアの特徴

別荘を持つよりもリーズナブルに“ホーム”が持てる

まるで自分の家のように毎回ハワイで過ごしたいと思うと、まず思い浮かぶのが“別荘”
ですが、ハワイで別荘を持とうと思ったらそれこそ億万長者にでもならない限り、なかなか叶うものではありません。

例として、某不動産サイトによると、ハワイ ワイキキにある高級ホテルコンドの「リッツカールトン・レジデンス・ワイキキビーチ」の約76平米の1ベッドルームオーシャンビュータイプは$1=106円換算で約1億6,000万円でした。

その点、タイムシェアは1室を1週間ずつ52人のオーナーで共同所有するという考え方なので、
購入コストもかなり現実的なお値段で購入することができるようになるのです!

部屋はスイートルーム

タイムシェアで利用する部屋の造りはホテルのスイートルームにフルキッチンがついた設計になっています。
マリオットのマスタールーム(1ベッドルーム)であればジュニアスイートなみの約80平米、2ベッドルームであればロイヤルスイートなみの100~120平米、3ベッドルームであればペントハウスクラスの120平米以上・・・というように。

実際に、部屋はベットルームやリビング、バスルームがそれぞれドアで仕切られていて、スイートルームそのもの。
それに加えて、ホテルではまず見ない大きさの立派な冷蔵庫や、オーブンや電子レンジ、炊飯器、食洗機、コーヒーメーカー等の家電もしっかり揃ったキッチンがついていますので、スーパーで買ってきた食材で料理することもできます。

また、洗濯機・乾燥機もついているので、滞在中洗濯することができるので、持参する着替えも少なくて済みますし、水着などの濡れた衣類等も脱水することができます。特に、小さいお子さんがいるご家庭では洗濯機・乾燥機があるのはかなり重宝されるのではないでしょうか?

まさに“暮らすように過ごすステイ”が叶う、それがタイムシェアです。

こちらは、「マリオット・コオリナ・ビーチクラブ」のマスタールーム(1ベッドルーム)のお部屋です。

ベッドはキングサイズで、自宅のベッドよりも大きく、ぐっすり眠ることができます◎

リビングルームにはゆったりと寛ぐことのできる大きなソファ、しっかりとしたダイニングテーブルがあり、食事やカフェタイムも優雅に楽しむことができます♪

キッチンもこの通り広いので、普段あまりしない(?)料理も夫婦2人で楽しみながらできます。

タイムシェアにないサービスもある

タイムシェアというシステムだからこその素晴らしい設備のお部屋を楽しんでいる私たちですが、もちろんタイムシェアにもないものはあります。

ホテルとは違うので、ホテルのように毎日の清掃やターンダウンなどのサービスはありません。

マリオットの場合、清掃は4日に1度のペースで入るので、1週間のステイであれば中日に1度のみです。タオルの交換やシャンプー、リンス、ソープなどのアメニティの補充もそのタイミングで行われます。

そういったルールを知らないと、サービスが足りない!と不満に感じてしまうかもしれませんね。
ですが、タオルやアメニティが足りなければ電話でいつでも補充をお願いすることはできますし(チップは必要です)、荷物を清掃が入る前にいちいち片づけなくても良い気軽さなどを知ると、このタイムシェアルールがとても快適に思えてきますよ♪

週権利には2種類ある

52週の1週間の利用権利を購入するタイムシェアですが、その週権利にも2趣種類があります。

毎回決まった同じ1週のみ使う固定週(マリオットではフィックスと呼んでいます)と、週を指定しない浮動週(マリオットではフローティングと呼んでいます)の2つです。
マリオットでは、固定週=クリスマスの週と年末年始の週を指し、それ以外が浮動週という分け方でした。
年末年始は日本はもちろん世界的にも人気の週になりますので、他の週に比べると購入代金は高く設定されています。

週権利の3つの使い方とルール

我が家が持っているのは2ベッドルームの権利でした。
この場合、週権利利用には、3パターンの使い方があります。

1週間で2ベッドルームを使う

一番基本的な使い方ですね。この場合、チェックイン日は金~日曜日に限定されます。

ロックオフして倍の宿泊数を得る

2ベッドルームの部屋を、マスタールームとスタジオルームの2部屋に分けてそれぞれ7泊ずつ泊まれるという方法です。
せっかくのハワイ、がっつりロングステイで満喫したい!という方にオススメです。
我が家のように2人で利用する分には2ベッドルームである必要はありませんので、1ベッドルームだけで充分だったりします。
チェックイン日は金~日曜日に限定される点は変わりません。
また、手続き手数料として$90が発生します。

スプリットして年に2回使う

2ベッドルームはそのままに、7泊を半分に分ける方法です。
1度の旅行でロングステイはなかなか厳しいという方にオススメです。
2ベッドルーム×4泊と2ベッドルーム×3泊。4泊の際はチェックインが火曜日に限定。3泊の場合は土曜日に限定されます。
こちらも手続き手数料として$90がかかります。

デスティネーション・クラブポイント(DP)での利用

週権利には3パターンの利用法があることを上記でご紹介しましたが、チェックイン日が限定される点がハワイ旅行の日程を決める際のネックになっており、不便を感じていました。
実際、そういったオーナーの声は多かったのではないかと思います。

そこで、紹介するのがデスティネーション・クラブポイントです!

ポイントで利用する場合は、1泊から利用でき、チェックイン日の指定もありません。
時期により、ポイントレートは変動しますが、枠が空いてさえいればいつでも利用できるようになりました。ポイントは前借や繰越もできますので、ポイントレートが低い時に泊まれれば余ったポイントを繰越しすることや、クリスマスやニューイヤーなど人気のシーズンに泊まる際には、足りないポイントを翌年度分から前借りして予約することもできます◎
リゾート内の有料アクティビティにもポイントが使えたりします。
より、オーナーのスタイルに合わせた利用ができるようになったと言えますね!

ポイント制度のルールの柔軟性や使い勝手は、毎年決まった時期に行くスタイルではない我が家にとって、とても魅力的。
2016年以降、週権利の利用はほぼしなくなりましたね~。

マリオット・ボンヴォイ・ポイント

週権利やデスティネーション・クラブポイントは、マリオット・ボンヴォイポイントに変換することができます。
ボンヴォイポイントは、日本はもちろん、世界中にある6,700箇所以上のマリオットグループのホテルやリゾート施設にて利用が可能。
グループ内には、リッツカールトンやセントレジスなどのラグジュアリーホテルも含まれていますし、ワイキキエリアでも、ロイヤルハワイアンやモアナサーフライダー、シェラトン、ハイアットなど、主だったホテルで利用ができちゃいます!

他にも、クルーズ予約や空港ラウンジ利用、マイル交換などができる点も魅力です。

ただ、ホテルにポイントで泊まろうとする際のレートがあまり良くなく、「え!このホテルのこのお部屋のレベルでこんなにポイントかかっちゃうの?」みたいに感じることが多く、結局、我が家はボンヴォイポイント利用での宿泊はまだしたことがありません。
現金での予約の際もポイントはつきますしね 笑。今のところ貯める一方です。

タイムシェアは買って終わりではない

毎年海外旅行を楽しむ方にはオススメのタイムシェアのシステムですが、ランニングコストも発生します。
購入前にはそのあたりのコストもしっかり考える必要があります。

毎年管理費が発生する

購入時の初期費用とは別に、毎年1回管理費の支払いがあります。
その金額は購入した部屋タイプやポイント数によって異なりますが、固定額ではなく、タイムシェアの購入価格が年々上がっていくのと同じく、値上がりしていっています。
この点から、タイムシェアは資産ではなく負債だと考える方もいるくらいです。
その年にタイムシェアを利用しているかどうかは関係なく発生するものなので、毎年旅行することができないと負担になってしまうかもしれません。

都度なにか手続きをする毎に費用が発生する

ロックオフしたり、スプリットしたり、ボンヴォイポイントに交換したり。
様々な手続きにはその都度手数料が発生します。

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まとめ

タイムシェアというシステムやその特徴を、実際我が家が利用しているマリオットのタイムシェアでの体験をもとにご紹介しました。

夫のおかげで、毎年タイムシェアで快適なハワイステイを楽しんでいる我が家。
夫曰く、購入した当初は、複雑なルールや英語での対応に戸惑い、うまく活用できなかった年もあったそうです。

せっかく購入したタイムシェアですから、しっかり仕組みやルールを理解して、より使い勝手の幅を広げていきたいですね☆